夏の終わりに思いをはせる一枚としてオススメなのが、RYUKYUDISKOの「PEEKAN」である。
RYUKYUDISKOは、廣山哲史(兄)と廣山陽介(弟)の兄弟クラブテクノユニット。ORANGE RENGEのNAOTOは実弟になる。
クラブテクノに琉球音階、沖縄の楽器など、沖縄・琉球の様々な要素を取り入れた音楽で、聴いていてとても爽快な気持ちになる。もう空気に秋の気配を感じるようになったころ、夜月を眺めながら聴くのがオススメだ。
「PEEKAN」は、2006年に発売された、インディーズアルバム。真っ青な海のジャケットが目にまぶしい。ピコピコとした電子音に、琉球階調が意外と違和感なく合う。ノリがいいのに、耳障りな感じがせず、読書時のBGMとしてもいいかもしれない。テクノ好きだけでなく、琉球音楽が好きな人にもオススメの一枚。
琉球音楽とテクノという意外な組み合わせが、ずっと耳に残り癖になる。でもちっとも耳障りでない「RYUKYUDISKO」。夏の終わりに、夏の思い出を振り返りながら聴く音楽として、ぜひオススメしたい。
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