デビュー当時から、自分の作風を守りながら書いている作家はそう多くない。
そんな漫画家の一人に、望月花梨があげられるだろう。
望月花梨は、思春期の少年少女を中心に描いている。線の細い、けして華やか
とはいえない絵柄に、少し暗い雰囲気の作風を、嫌う人もいるだろう。
しかし、思春期特有の揺れ動く不安定な想いを描かせたら、彼女の右に出るものは
いないのではないか、と思うほどである。言葉遊びも非常に上手な作者で、タイトルは
一度聞いたら、忘れられないものが多い。
人間は、必ず陰陽を持っていて、それをしっかりと色濃く描く彼女の作品は、
何年たっても色あせず、記憶の隅にひっそりと残っているのだ。
思春期真っ最中に読むのもいいのだが、大人になった今、改めて読み返すと
遠く、甘酸っぱい記憶を呼び起こさせる望月花梨の作品。暑い夏の時期よりも、
芯から冷える冬に読むことをお勧めしたい。
現在、どこにも作品を発表していないので、彼女の新作を心待ちにしている。
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