こんにちは、もったいない本舗です。
子供の頃あんなに大切にしてたのに、”ほったらかし”にしていたら、どこかにいってしまった…
なんて物はありませんか?
ぬいぐるみ、絵本、公園で拾った綺麗な石。
あの時は宝物だったはずで、絶対に失くすはずがなかったのに、
しばらく見ないうちに失くなってしまったという物。
心当たりがある方も多いのではないでしょうか。
実はそれ、”お稲荷様”が持って行ってしまったのかもしれません。
「もらっちゃえ、もらっちゃえ。ホッタラケにしてるんならもらっちゃえ。」
主人公・遥は、ずっと宝物にしていた手鏡を失くしてしまっていたことに気付く。
母の形見だったその手鏡を見付ける為、
「失くしたものが戻ってくる」と伝えられている神社へお参りをすることに。
そこで目にしたのは、不思議な狐が”ほったらかし”にされていた物を運んでいく姿。
自分の手鏡も狐に盗まれたのではと思った遥は、狐を追いかけるが、
その先に辿り着いたのは、
人間が忘れ去った”ほったらかし”の物達を集めて作られた”ホッタラケの島”だった。
『ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜』は、2009年に公開された日本のCGアニメ映画です。
幼い頃に母親を亡くした遥は、高校生。仕事で忙しい父親に対しては反抗気味になっていました。
そんなどこにでもいるような高校生が、”ホッタラケの島”に迷いこみ、
運び屋をしていた狐・テオと、遥が昔大切にしていたぬいぐるみ・コットンと共に
手鏡を取り戻すべく、島を駆け回る物語。
遥に”ほったらかし”にされていたことで島に運び込まれたという手鏡は、
島を牛耳る男爵の物になっていました。
鏡の力を使って島を改造し、人間の世界をも超えてやろうという野望を持っていた男爵は
遥達の捜索を妨害してきます。
派手な化粧をした男爵は、見るからに”悪者”。
なので、絆の力で困難を乗り越え、男爵をコテンパンにしていくのは実に爽快でした(笑)
この映画自体どちらかというと子供向けだったので、
分かりやすい”勧善懲悪”の物語でもあるのですが、
失くしかけていた大切な宝物も、親子の絆も取り戻す、とても優しい映画です。
そしてそして、今だからこそ分かったことですが、
”ホッタラケの島”の住人達が”もったいない”精神を持っているのも良いですね!!
少し昔の作品になってしまいますが、
癒されると思いますので、気になった方は是非一度ご覧ください。
【執筆担当者】
ミユキ(絵描きゲーマー女子)
”剣と魔法のファンタジー”をこよなく愛する、絵描きゲーマー。
異世界を旅する為に、マンガ・アニメ・ゲームに日常を費やしている。
そして溜まっていった想像力を駆使して、
マンガやイラストを描きまくるのが趣味。
自作の作品に深みを持たせる為に、ファンタジー以外の読み物も模索中。
もったいない本舗では、買取も行っております。
本、古本、CD、DVD、ゲームを自宅までネットで申し込みして、
無料集荷で簡単に回収して宅配買取ができます。
梱包用のダンボール、ガムテープも送料無料です。
中古本を処分、捨てる前に、『もったいない本舗』のご利用をご検討下さい。
詳しいご案内はこちら