こんにちは、もったいない本舗です。
先日発売された『マギ』の新刊28巻ですが、凄い展開になってきました！
ここ最近の『マギ』の展開は、最初の頃と違って小難しい話が続いていましたが、
まさか全てが伏線で、ここに繋がっていたとは。作者のプロットの巧みさに脱帽です。
相変わらず魔装後の姿は、一瞬誰だか分からず・・・これは紅炎だろうか。
煌帝国の内紛で終わるかと思っていた前巻ですが、
またここにきて新たな国が登場したりして（ヤマトタケルって日本そのものだ）、混乱状態。
やはりシンが黒幕だったとは。普段から何を考えているのか分からない人でしたが・・・
初登場時は鼻持ちならないと思っていた練家の皆さんが、
巻を追うにつれて、さらに彼らの過去が明らかになるにつれて、どんどん好きになります。
冒頭、同じ煌帝国の人間に刃を向ける事に怖気づく紅玉に対して、
『僕にはおまえしかいないんだ!!!』という紅覇の叫びに、思わずウルッときました。。
他の兄弟達に対して引け目を感じていた紅玉の事を、紅覇はちゃんと気にかけている。
今回反旗を翻した白龍にしても、それを迎え撃つ紅炎にしても、
この戦争だらけの世界を平和にしたい、という志は一緒。目指す世界は同じなのに。
兄弟同士で、血で血を洗う戦になってしまうとは、何ともやりきれない気持ちです。
本編を読んだ後に、裏表紙のイラストを見ると悲しくなりますね～。
本編が重たくてシリアスなのに比べ、
何故かハニワと化したアリババ君と、ジュダルちゃんのユルさと言ったら(笑)
ますます混沌としてきた『マギ』ですが、この先の展開が知りたくてたまりません！
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【執筆担当者】
ナナミ（ハイボール女子）
ハイボールをこよなく愛するアラサー。
小説、コミックが日々の活力で、好きな作家はとことん追いかける。
愛読書は北方謙三の『三国志』と、栗本薫の『グイン・サーガ』。
ミステリ、ファンタジー、ＳＦ、ホラー、古典まで幅広く読む。
好きなゲームが発売されると、徹夜でハイボールを飲みながらプレイする。
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