みなさん、こんにちは。
もったいない本舗のキクです。
本日みなさまにご紹介したいのが
柴田トヨさんの『くじけないで』です。
私とこの本との出会いは
たまたまお昼に見ていたテレビで
紹介されたのがきっかけで読むことができました。
柴田トヨさんはもうすぐ百歳になられるお方で
『くじけないで』は処女作品です。
この本を読めば日常の忙しい日々を忘れさせてくれて
心を支えてくれる作品になっています。
現に私は何か嫌なことがあった時は
この本を読み心を落ちつかせ
癒されています。
特に私が気に入っているところは
「一日一日がとてもいとおしい」という
フレーズです。
毎日何気なく生きている私ですが
生きているということは素晴らしいことなんだなぁと
当たり前のことかもしれませんが
思い出させてくれる、とてもありがたい本です。
この本の中に母という詩がありまして
亡くなった母と今の自分が同じ歳になった今
母のことを思いだし、思い出に浸るところがあるのですが
私は涙がでてきてしまいました。
トキさんの母は老人ホームにいたのですが
会いに行った帰りはずっとトキさんを見送って
くれるようです。
このシーンで子を思う母の気持ちに
感動し、ボロボロと泣いてしまいました。
私も今、母になったので
トキさんのお母さんの気持ちも
トキさんの気持ちも分かり
切なくなってしまいました。
私の生きる力とは・・・。
それは周りにいるたくさんの人からの
支えや優しさだと思っています。
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